ストレス性蕁麻疹は自律神経の乱れを整えれば改善することがあります|東京中野区鍼灸整体東洋からだ研究所

何度もぶり返す蕁麻疹…

「これってストレス?」「自律神経が関係してる?」
そんなふうに検索して、この記事にたどり着いたあなたへ。

その“かゆみ”は、見た目以上に、心まで削ってくるものです。

・塗り薬で一時的に治っても、また出てくる
・かけばかくほど広がる
・夜、寝られないほどのかゆみに耐えられない
・人には分かってもらえないこの苦しみ

そんな方に、ひとつお伝えしたいことがあります。

蕁麻疹のつらさは、身体の症状だけじゃない。
「自律神経」という、目に見えない神経の乱れが背景にあることもあるんです。


蕁麻疹とストレス・自律神経の深い関係

交感神経と副交感神経は常にシーソーのようにバランスをとっています。

ストレスがかかると、そのバランスが崩れます。交感神経が優位になり、身体は“戦闘モード”に。
血管が収縮し、血流が落ちてしまい免疫反応も過敏になりやすくなります。

このとき、ヒスタミン(かゆみを引き起こす物質)が放出され、
皮膚に“蕁麻疹”としてあらわれるのです。

また、セロトニン(精神の安定を保つホルモン)も減少し、
不安・緊張・不眠・疲労の悪循環へ。

つまり…

かゆみの背景には、“心と神経と身体”の複雑な絡みがある。
単に皮膚だけの問題ではないことが多いんです。


【経験者の声】

私自身、アトピーに悩んだ時期がありました。

多感な10代の頃、腕の湿疹が、ある日“全身に”出て──
まさに「気が狂いそうなほどのかゆみ」に襲われ、勉強も睡眠もできない日々。
そのときに、**「皮膚の症状は心も破壊する」**という現実を身をもって知りました。

幸いにも顔には出なかった。
でも、顔に出てしまっている方の苦しみを思うと、
ほんの少しでも「わかる」と言える資格があるとすると、
それは“自分も地獄を通ってきた”からだと、今でも思っています。


湯島清水坂クリニックでの臨床経験から見えたこと

過去に勤務していた自律神経免疫療法を主眼に置く「湯島清水坂クリニック」では、
アトピーや湿疹の方を数多く施術してきました。

共通していたのは、
・後頭部のかたさ
・背中のこわばり
・手足の冷え

いずれも、**自律神経の乱れを反映した“身体のサイン”**です。

さらに、遅延型アレルギー(食物や化学物質など)との関連も、
明確なデータはなくても「臨床的には感じることが多い」。

だからこそ、原因は一つじゃない。
けれど、身体の土台を整えることは、自己治癒力を発揮しやすくする土台作りにはなる。


【重要】まずは塗り薬でつらさを抑えること

私は治療家ですが、はっきり言います。

目の前のかゆみは、まず薬で抑えてください。
そうじゃないと、精神が持ちません。

無理をしないでほしい。
まずは“今日を生き抜く”ことが大事なんです。


すぐできる!セルフケア3選

✅ 1. 後頭部を温める(ホットタオルOK)

→ 首の後ろがほぐれると、副交感神経(身体のブレーキ)が働きやすくなります。そうなると、血流が良くなり体内の毒素がでやすくなります。

✅ 2. 朝に日光を浴びて軽く歩く

→ セロトニン(幸せホルモン)の分泌が促され、ストレスの緩和につながります。

✅ 3. 半身浴で身体をゆるめ、巡りを促す

私自身、アトピーに悩んでいたとき、半身浴が一番効果を実感したケアのひとつです。
ぬるめのお湯に下半身だけゆっくり浸かることで、身体の中で水分が「対流」しているような感覚がありました。
これは物理学的にも理にかなっていて、「上(頭)が熱くて、下(足)が冷える」状態を整える手段として優れています。

ただし注意点も。
お風呂上がりにかゆみが強くなることもあるため、我慢せずに塗り薬などで落ち着かせてください。
無理をしないことが、セルフケアを続けるコツでもあります。


東洋医学には「心身一如」という考え方があります

心と身体は切り離せないもの。
どちらかが乱れれば、もう一方も乱れていく。

自律神経とは、まさにこの**“心と身体をつなぐ神経”**なのです。


東洋からだ研究所の施術は、整えることが目的です

  • 後頭部を緩めて、脳の誤作動を防ぐ(=頭の施術)

  • 背中をゆるめて、深く呼吸できる身体にする(=胴体の施術)

  • 中医学+1万件以上の経験で導いたツボに鍼をする(=自律神経の調整)

「治します」ではなく、「自己治癒力が発揮できる身体に戻す」
それが、私たちの立ち位置です。


最後に:あなたが希望を持てたなら、それがすべて

蕁麻疹のつらさは、経験したことのない人にはなかなか伝わりません。
でもこの記事を通じて、「あ、自分のつらさをわかってくれる人がいた」
そんなふうに思ってもらえたなら、それが一番うれしいです。

「理由はわからないけど、なんとなく希望が持てた」
そんな感覚を、あなたが少しでも持ってくれたなら──
この文章は、書いた意味があったと思えます。


最後に

蕁麻疹のつらさは、見た目以上に、生活と心をじわじわ削っていきます。
私自身、アトピーで「かゆみが人生を支配する」感覚を知りました。
それが蕁麻疹とは違うとしても、かゆみによって集中力も気力も奪われていく感覚は、少なからず重なると思っています

だからこの記事も、
「これで治る」「絶対に良くなる」といったことは書きませんでした。
そんな言葉が欲しい方には、物足りなかったかもしれません。

ただ、身体を整えるという視点を持つことで、
「どうにもならない」と感じていた症状に、
ほんのわずかでも違う角度から光が当たることがある。
その可能性だけは、伝えておきたいと思っています。

理由はなくてもかまいません。
なんとなく、もう少しやってみようかな。
そんなふうに思えたら、それで十分だと思います。どのような治療を受けるにしても、自己治癒力が発揮できる身体にすることは重要です。

そう感じた人は一度ご相談ください。

東洋からだ研究所は自律神経を専門に扱う鍼灸整体院です

~たくさんのお客様に喜んで頂いています~

このような症状が続き、つらいときは自律神経の不調の可能性が高いです。

多くの人が自律神経が乱れています。逆に、自律神経を整えると、症状は緩解するケースはたくさんあります。

お気軽にご相談ください。

 

新宿中野|中野駅5分【自律神経専門】鍼灸整体院の東洋からだ研究所|施術の流れ

清潔な院内

問 診

あなたからの情報は、あなたが最短で身体が楽になる情報の宝庫です。だから当院はしっかりと問診を行います。

関節の動き・筋肉の固さ・背骨の歪みを独自の方法で確認します。

施術1 整体

身体の歪みを整えるために、ほとんどの症状に対してまず整体を行う

これは当院の特徴かもしれません。血液や水分が流れやすい状態を作ります。それから鍼灸を行うほうがあなたの身体が圧倒的に楽になるという経験則からです。整体だけで身体が楽になるので驚かれる人が多いです。整体はとてもソフトなので痛くありません。

施術2 鍼灸

「あなたの痛い・つらい局所」と「自律神経の調整」両方にアプローチ

あなたの身体が血液や気が流れやすい状態になって、初めて鍼灸を行います。「あなたの今痛い・今つらい場所」と「自律神経の調整」両方にアプローチする鍼灸も当院の特徴です。

治療後の説明

どこがどういう原因でつらかったのか、どう変わったのか、また、今後のセルフケアなどをお伝えします

営業日 火・水・金・土 (10時~20時)

ご予約、お問い合わせは、メール・LINEから


 

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